こんにちはこんばんは。かくまるです。
先日、地域福祉について考える勉強会に参加する機会がありました。
「地域福祉」と聞くと、これまでは少し難しい言葉のように感じていた私。でも、話を聞いているうちに、ふと「これは誰かのためだけの話じゃないな」と思ったんです。
高齢者のこと、子どもたちのこと、障がいのある方のこと、地域で暮らす人たちのこと。
一見すると、それぞれ別々の話のように思えます。
でも、よく考えてみれば、私たちはみんな同じ地域で暮らしています。
誰かが年齢を重ねれば、いつかは自分も年齢を重ねる。誰かが支えてもらう立場になれば、自分だって誰かの力を借りることがある。
そう考えると、「地域福祉」という言葉が急に自分の近くに感じられました。
そして、その勉強会をきっかけに私が考えるようになったのが、「ごちゃまぜの地域づくり」です。
年齢や立場、暮らし方、介護が必要かどうかに関係なく、いろいろな人が自然に混ざり合える地域。
誰もが「ここにいていいんだ」と思えて、「ここに住み続けたい」と思える。
そんな地域って、素敵だなと思います。

地域には、いろいろな人が暮らしている
考えてみれば、地域って本来、いろいろな人が一緒に暮らしている場所ですよね。
子どもがいて、高齢者がいて、働いている人がいて、学生がいて、地域で長く暮らしている人もいれば、最近引っ越してきた人もいる。
それぞれに生活があって、それぞれの「その人らしさ」があります。
だからこそ、高齢者が暮らす場所だからといって、高齢者だけの世界にする必要はないと思うんです。
子どもたちが遊びに来る。
地域の方がふらっと立ち寄る。
家族が会いに来る。
職員も、仕事をする人である前に、この地域で暮らす一人の住民です。
そんな人たちが同じ場所で過ごしていると、自然と小さな会話が生まれます。
「こんにちは」
「今日は天気いいね」
「元気だった?」
「それ、何作ってるの?」
ほんの一言から始まる会話。
そこから笑い声が聞こえてきたり、「また来てね」と手を振ったり。
何か特別なことをしなくても、こうした何気ないやり取りが積み重なって、少しずつ人と人との距離が近くなっていくのではないでしょうか。
「支える側」と「支えられる側」だけではない
地域福祉について考えていると、「支える」という言葉がよく出てきます。
もちろん、誰かを支えることはとても大切です。
でも、私は今回の勉強会を通して、「支える人」と「支えられる人」を最初から分けてしまわなくてもいいのではないか、と感じました。
高齢者だから、いつも支えてもらう側。
子どもだから、守ってもらう側。
介護職だから、支える側。
本当にそれだけでしょうか。
長く生きてきたからこそ知っていること。
昔の地域のこと。
人との付き合い方。
人生の中で経験してきたこと。
そんな何気ない言葉が、誰かの心を支えてくれることがあります。
反対に、子どもたちの元気な声や笑顔から、こちらが元気をもらうこともあります。
地域の方から「ありがとう」と声を掛けてもらって、職員が励まされることもあります。
利用者様との会話の中で、私たちが大切なことを教えてもらうこともあります。
つまり、誰もが誰かの力になれる。
そして、誰もが誰かから力をもらえる。
そんな関係が自然に生まれることこそ、「ごちゃまぜ」の良さなのではないでしょうか。
「ここにいていいんだ」と思えること
私たちが目指したいのは、単純に人が集まる場所をつくることではありません。
そこにいる一人ひとりが、
「ここにいていいんだ」
と思えること。
これが、とても大切なのだと思います。
年齢を重ねても、介護が必要になっても、それまで暮らしてきた地域とのつながりを失わなくていい。
「もう高齢だから」
「介護が必要だから」
「人の手を借りるようになったから」
そんな理由で、自分の居場所まで小さくなってしまう必要はありません。
誰かと話したい日は話せばいい。
一人でゆっくりしたい日は、ゆっくりすればいい。
誰かの役に立ちたいと思ったら、自分のできることをすればいい。
無理に誰かに合わせなくてもいい。
その人が、その人らしくいられる。
そんな場所が地域の中にあったら、きっと安心して暮らせる人が増えていくのではないでしょうか。
「ここに住み続けたい」と思える地域へ
そして、その先にあるのが、
「ここに住み続けたい」
と思える地域なのではないでしょうか。
住み慣れた場所には、その人だけの思い出があります。
よく行ったお店。
昔から知っている人。
季節が変わるたびに思い出す景色。
子どもを育てた場所。
長い人生の中で積み重ねてきた、たくさんの時間。
それらは、単なる「場所」ではなく、その人の暮らしそのものです。
だからこそ、年齢を重ねたり、生活の中で介護が必要になったりしても、「ここで暮らしていきたい」という気持ちは大切にしたい。
サービス付き高齢者向け住宅も、高齢者が安心して暮らすための住まいの一つです。
見守りや生活相談などの支援を受けながら暮らすことができますが、そこで暮らす人の生活が建物の中だけで完結する必要はありません。
外に出て地域の人と話す。
誰かが訪ねてきてくれる。
買い物に出かける。
地域の行事に参加する。
そんなふうに、地域とつながりながら暮らしていく。
「施設の中」と「地域の中」をきっちり分けるのではなく、自然に行ったり来たりできる。
そんな関係ができたら、毎日の暮らしはもっと豊かになるのではないでしょうか。
「ごちゃまぜ」だから生まれるもの
「ごちゃまぜ」という言葉には、少しおもしろさがあります。
きれいに整理されているわけではない。
年齢も違う。
考え方も違う。
得意なことも、苦手なことも違う。
でも、それでいい。
むしろ、違う人たちがいるからこそ、思いがけない出会いや発見が生まれるのだと思います。
子どもが元気すぎて、いつの間にかその場にいた大人まで笑っている。
昔の話を聞いていたら、気づけば予定よりずっと長くおしゃべりしている。
「ちょっとだけ」のつもりが、すっかり話が盛り上がってしまう。
そんなことも、きっと地域の楽しさです。
完璧に整えられた場所ではなく、いろいろな人の声や笑顔が混ざり合っている。
ちょっとにぎやかで、時々ハプニングもあって、それでもなぜか居心地がいい。
「今日は誰に会えるかな?」
そんな小さな楽しみが毎日の中にある。
それが、「ここにいていいんだ」と感じられることにつながっていくのではないでしょうか。

小さな「こんにちは」から始まる地域づくり
地域づくりというと、何か大きなことをしなければいけないように感じるかもしれません。
でも、最初の一歩は案外小さいものなのかもしれません。
「こんにちは」と声を掛ける。
少し話をする。
一緒に笑う。
困っている人がいたら声を掛ける。
誰かの話を聞く。
そんな小さな関わりが、一つ、また一つと増えていく。
その積み重ねが、「この町で暮らしていてよかった」という気持ちにつながっていくのではないでしょうか。
今回、地域福祉の勉強会に参加したことで、私は改めて「地域」というものを自分事として考えることができました。
福祉は、介護の仕事をしている人だけが考えるものではない。
高齢者だけのものでもない。
子どもだけのものでもない。
私たち一人ひとりの暮らしに関わるものなのだと思います。
いつか自分が誰かの力を借りるかもしれない。
反対に、自分が誰かの力になれるかもしれない。
そうやってお互いさまの関係が少しずつ広がっていけば、地域はもっとあたたかい場所になっていくのではないでしょうか。
MCLが大切にしている「HAPPYと笑顔」の先にも、きっとこうした人と人とのつながりがあるのだと思います。
一人ではできないことも、誰かと一緒ならできる。
いろいろな人が混ざり合えば、一人では生まれなかった笑顔も生まれる。
「ここにいていいんだ」
そう思える人が、一人でも増えていく。
そして、
「ここに住み続けたい」
そう思える人が、少しずつ増えていく。
そんな地域を、みんなでつくっていけたら素敵だなと思います。
高齢者も、子どもも、家族も、地域の方も、職員も。
誰かが特別な存在になるのではなく、みんなが地域の一員として自然にそこにいる。
そんな「ごちゃまぜ」の地域を、これからも目指していきたいと思います。
今日はこんな雰囲気でした〜🌿
また明日も、どこかで誰かと笑えますように😊
見学・ご相談について
MCLでは、サービス付き高齢者向け住宅をはじめ、さまざまなサービスについてのご相談や見学を受け付けています。
「どんな暮らしができるんだろう?」
「地域とのつながりを持ちながら暮らしたい」
そんな小さなご相談からでも大丈夫です。
あなたにとっての「ここにいていい」と思える場所を、一緒に考えていけたらと思います。

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