こんにちは!相談センターの八木橋です。
秋もあっという間でもう冬支度の時期ですね。これからタイヤ交換しないと!今年も雪は少ない方がうれしい(^^)
本日は日々のケアについてお話したいと思います。
介護施設での毎日は、一見すると同じことの繰り返しのように思えるかもしれません。決まった時間に起床を介助し、食事を提供し、排泄や入浴のサポートを行う。こうした「いつも通り」の日常業務を、何事もなかったかのように安全に、当たり前に継続すること。それこそが、施設で暮らす利用者にとっての最大の安心であり、私たち介護職が誇るべきプロフェッショナリズムの根幹です。

しかし、この「いつも通りの1日」は、決して一人の力や、その場の思いつきだけで成り立つものではありません。24時間365日、途切れることなく流れる時間を支えているのは、スタッフ間で手渡される「申し送り」や「引き継ぎ」という、目に見えない一本のバトンです。
私たちの現場には、日勤、夜勤、訪問介護、そして生活相談員など、異なる役割や時間帯で動くスタッフが混在しています。それぞれが見ている利用者の姿は、実はほんの一部に過ぎません。例えば、日勤帯の賑やかな時間には活動的で笑顔が多い利用者も、夜勤帯の静寂の中では、不安から何度もナースコールを鳴らしているかもしれません。あるいは、訪問介護の1対1の空間だからこそ漏らした、小さな体調の変化や本音もあるでしょう。
だからこそ、勤務交代時の申し送りは、単なる「業務連絡の処理」であってはならないと感じています。
「〇〇さん、お昼は元気そうでしたが、夕方から少し活気がありません」「夜間に中途覚醒があったので、日中は少し傾眠傾向になるかもしれません」といった、一歩踏み込んだ気づきの共有。これがあるからこそ、次にバトンを受け取ったスタッフは「いつもと違う」異変にいち早く気づき、先回りのケアや急変の防止に動くことができるのです。情報が正しく繋がって初めて、点と点だったケアが「面」となり、利用者を包み込む網の目になります。

日々のルーティンワークをただこなすだけでは、現場は次第に作業化してしまいます。しかし、「自分のこの丁寧なケアと気づきが、次のシフトの仲間を助け、利用者の明日を守るのだ」という意識を持つことで、いつもの日常業務に深い意味と責任が生まれます。
派手なイベントや特別なレクリエーションも素敵ですが、利用者の日常を支えているのは、間違いなく日々の地道な業務と、確実な引き継ぎの積み重ねです。これからも、仲間を信頼し、丁寧なバトンを繋ぎ続けることで、誰もが安心して自分らしく暮らせる温かい場所を守っていきたいと考えています。


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