先月に引き続き、今月も経理担当者を対象とした、税務処理を中心に学ぶ研修に参加してきました。
このような専門的な研修に継続して参加し、学ぶ機会をいただけることは、決して当たり前ではないと感じています。貴重な機会を与えてくださる会社への感謝を忘れず、学んだことを少しずつ仕事に生かしていけるよう、日々の業務に真摯に向き合っていきたいと思います。
今回の研修で学んだのは、税金に関する知識や制度の仕組みだけではありません。その知識を、誰かの不安や疑問に寄り添うために、どのように生かしていくのか。そうした視点の大切さにも、改めて気づかされました。
今回、特に印象に残ったのは、研修の最後に講師の先生がお話しされた内容です。
先生は税理士法の条文を紹介しながら、税理士が税務に関する専門家として、納税義務者の信頼に応え、適正な納税の実現を支える使命についてお話しされました。
税理士法第1条では、税理士は独立した公正な立場において、納税義務者の信頼に応え、納税義務の適正な実現を図ることを使命とすると定められています。
多くの知識を身につけることは、もちろん大切です。しかし、その知識は自分の中に蓄えておくだけではなく、誰かの疑問や不安を解消し、適切な判断を支えるために生かされるものなのだと思います。
研修の締めくくりにこのお話を聞けたことで、3日間かけて学んだ内容が、一本の線につながったように感じました。
そして、先月と今月、合わせて4日間の研修に参加させていただく中で、私の中に一つの目標が生まれました。
それは、将来的に決算や申告に関わる業務についても理解を深め、必要な準備や対応をより主体的に行えるようになることです。そして、その経験を積み重ねながら、社内で担える役割を少しずつ広げていきたいと考えています。
これは会社から正式に示されたゴールではなく、あくまでも私自身が思い描いている目標です。業務全体の流れを理解することで、今行っている一つひとつの処理の意味も、より深く捉えられるようになると考えています。
そのためには、日々の経理処理を正確に積み重ねることはもちろん、税金の仕組みや決算とのつながりについても、継続して学んでいく必要があります。
経理の仕事では、日々さまざまな数字と向き合います。数字が合ったときにはほっとしますし、どうしても合わないときには、画面としばらく見つめ合うこともあります。
そうした日々の中で大切にしたいのは、分かったつもりにならないことです。疑問をそのままにせず、自分で調べたり、周囲に相談したりする。そうした小さな積み重ねが、正確な仕事や周囲からの信頼につながり、少しずつ自分の目標にも近づいていくのだと思います。
数字を正確に扱うことと、人の思いや不安を丁寧に受け止めること。その両方を大切にできる経理担当者へ、少しずつ成長していきたいと思います。
管理部 かばさわ


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