看護室の仕事始めは、ミーティングから始まります。
入居者さんの中に体調不良の方がいないかなど情報共有をします。
ミーティング前は仕事の準備をしながら、皆が少しずつ仕事モードに切り替えていきます。
そんな9月14日の朝、私の心はそわそわしていました。
なぜならば、前日の21時、仲間たちの救出作戦が3週間後に持ち越されたからです。
そう、日曜劇場『VIVANT』です。

私も黒須たちを助けに行きたい!
「きっと同じ気持ちの人がいるはず」と、看護室のみんなが仕事モードに切り替えている中、聞いてみました。
「VIVANT、観ましたか?」
すると、看護室には、誰一人として視聴者がいなかったのです。
巷ではVIVANTのポテトチップスが発売され、SNSでは考察があふれているというのに……。
まさか、こんな身近なところに「VIVANTを観ていない人たち」が集結しているとは。
救出作戦に参加したいという高まった気持ちを抑え、今日も仕事を頑張ります。
看護室 オダギリ


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